現在大リーグで活躍中の「大谷翔平」選手の年棒について
・安い
・年棒調停
・日本円換算
・年棒の推移
などついてまとめてみました。
大谷翔平の現在の年棒は?安いの?日本円では?
出典:https://sportsbull.jp/p/754549/
大谷翔平選手といえば、二刀流が有名な人気野球選手ですが、彼の年俸が今話題となっています。
2023年12月、現在大谷翔平選手がロサンゼルスドジャースと、
10年総額7億ドル(日本円で約1014億円)で合意したことを発表しました。
2022年、2021年の年棒も見ていきましょう
●2021年度が300万ドル(日本円で3億1560万円)
●2022年度が550万ドル(日本円で5億7860万円)
でした。
この額については、格安なのか高額なのかと評価が真っ二つになっているのが現状です。
地元メディアによると、次のように掲載しています。
『オオタニに払う金額を見極めるのは特に厄介だ。
なぜなら二刀流選手として唯一無二の存在だからだ。』
前例のない二刀流選手として、地元メディアや球団側も評価が難しく、慎重に金額を決めている印象ですね。
そして来季2023年の年俸は2022年10月1日に
1年契約で年俸3000万ドル(約40億5000万円)、昨年から大幅アップでサインしました。
これはFA前で前年俸調停権を持つ選手としても、史上最高年俸となります
。
契約金等を含まない年俸ランキングでは昨季の219位から14位タイに急浮上しています。
これだけ大幅年俸アップしていますが、米メディアからは「安い」との声が上がっているそうです。
スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は
「オオタニには、支払われる金額以上の価値がある」
と伝えています。
私自身もこれだけ野球界にかなりの影響力を与えている大谷翔平選手にはもっと支払われてもいいのではないかと思います。
一方、スポンサーやCM出演もあります。
2023年のスポンサー収入は推定2000万ドル(28億9500万円)と報じられています。
年俸とスポンサー収入を合わせると総収入は72億円越えです。
私たち一般人からするととてつもない額のお金を稼いでいることになりますね。
大谷翔平の年棒調停とは?
出典:https://spread-sports.jp/archives/65620
まずは年俸調停についてご説明致します。
年俸調停とは、出場登録が3年以上6年未満の選手に与えられる権利で、球団と選手双方が希望額を提案し、第三者がそのどちらかの金額を設定するというものです。
間の金額を取るということはなく、あくまでどちらの希望額になります。
今回、大谷翔平選手側が球団側の金額に応じたため、年俸調停は回避されました。
彼が合意したのは2月8日、第三者によって金額を決定する『公聴会』開催が2月19日でしたのでかなり直前での決断でした。
当初、球団側が提示した金額は250万ドル。
対して大谷翔平選手が提示したのは330万ドルでした。
しかし、最終的に球団側が300万ドルを提示してきたので合意したのではないでしょうか?
大谷翔平の年棒の推移と契約金は?
出典:https://www.sankei.com/sports/news/200919/spo2009190021-n1.html
ここでは、大谷翔平選手の年俸の推移について説明致します。
2012年:契約金1億円(北海道日本ハムファイターズ)
2013年:1,500万円
2014年:3,000万円
2015年:1億円
2016年:2億円
2017年:2億7,000万円
まず目を引くのが契約金。
2012年に1億円が支払われています。
当時18歳の大谷翔平選手にしてみればとんでもない大金ですね。
初年度(2013年)の年俸は1,500万円と今となれば少額ですが、その後の活躍によりみるみるうちに年俸が上昇し、2017年には日本選手最高の2億7500万円にまで昇り詰めました。
しかし、翌2018年にメジャーデビューした際は激減します。
2018年:6,000万円
2019年:7,200万円
これにはMLBのルールが関係しています。
MLBの規定では
①日本でのプロ経験が9年以上かつ
②25歳以下でプロ経験が6年未満というルールがあります。
大谷翔平選手はこれに抵触しており、一律6000万円スタートを切ることになったのです。
メジャーの選手が年棒の希望を出せるのが、先ほども触れました年俸調停ですので3年目以降になります。
2020年:7700万円
2021年:3億3000万円
2022年:6億3000万円
2020年
この年からTwo-Way Player”(二刀流選手)がルール上定義され、
大谷翔平選手はMLB初の「二刀流」適用選手となりました。
2試合だけの出場に終わりました。
負傷者リスト登録はせず、同月6日からDHとして出場を続けましたが、
最終的に44試合で、打率.190(153打数29安打)、7本塁打、24打点の成績に終わりました。
けがに悩まされた苦しい1年だったといえるでしょう。
2021年
打者としての最終成績は打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965、26盗塁、
投手としての最終成績は9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という飛躍のシーズンとなりました。なお、45本塁打25盗塁は史上6人目の快挙といわれています。
アメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)に史上19人目の満票で選出されました。また、自身初めてオールMLBチームのファーストチーム指名打者、そしてセカンドチーム投手に選出されました。その他にも数々の表彰を受けました。
2022年
MLB史上初となる投打‟ダブル規定到達”の偉業を成し遂げました。
●開幕投手を務め最終戦まで28登板連続でリアル二刀流を実践し、
投手としては15勝、防御率2.33、奪三振219でMLB2位の奪三振率11・9を記録。
防御率2.33はリーグ4位で、野茂英雄さんの同2.54を抜き日本選手歴代最高となりました。
打者では157試合に出場し、打率・273、34本塁打、95打点、11盗塁を残しました。
WBCでの成績は、史上初の二刀流で出場、投手として2勝1セーブ、打者として23打数10安打で打率.435、1本塁打、8打点を記録し、2009年の松坂大輔さん以来となる大会MVPを獲得しました。また、投手と指名打者の2つのポジションでオールWBCチームにも選ばれました。
今後の活躍次第では再来年以降もさらに跳ね上がる可能性は大いにあるでしょう。
大谷翔平の年棒のまとめ
出典:https://news.jsports.co.jp/baseball/article/20190310218244/
今回の記事をまとめると、次の通りです。
①大谷翔平選手の2023年の年俸は合計3000万ドルに。日本円にして約約40億5000万円
②異例の二刀流選手であり、昨年まで怪我で不調だったこともあり金額の決定は非常に難しかったとのこと。
③今後の活躍次第で、再来年以降はさらに年俸が跳ね上がる可能性がある。
2018年には新人王として活躍していますし、このまま怪我など無ければさらなる活躍が期待できますね!