パリオリンピックから、新種目が始まります。
また、残念ながらなくなった競技もあります。
「パリオリンピック新種目」について
・一覧
・eスポーツの種目
・eスポーツの採用理由やおかしい点
・なくなった競技の理由
などまとめてみました
「パリオリンピック新種目」の一覧
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000069009.html
2024年7月26日から8月11日にかけてパリオリンピックが開催される予定で、
既存の種目に加えて
●スポーツクライミング
●サーフィン
●スケートボード
●ブレイキン
の4つの種目が追加されました。
それぞれ見ていきましょう!
出典:https://greenfield.style/article/63190/
スポーツクライミングは選手が
ロープを使わず4.5mの壁を制限時間内にいくつ登れるか競うボルダー、
2人の選手が同時にスタートし、どちらが早く壁を登りきるかを競うスピード、15m以上の壁を制限時間内にどこまで高く登れるかを競うリードの3つから構成されています。
出典:https://cache8.nipc.jp/olympic/tokyo2020/surfing/photonews/photonews_nsInc_202101280000441-1.html
サーフィンは選手が波に乗りながらトリックやマニューバーと呼ばれるトリックの組み立てを行い、多様さ、タイプ、難易度に基づいた採点とスピード、パワー、フローの審査で競います。
出典:https://www.asahi.com/olympics/2020/game/skateboarding/
スケートボードは板や曲面が組み合わされたボウル状のコースでトリックの難易度やスピードなどの採点基準で競うパーク種目、階段や手すりなどの障害物を使ったトリックの難易度やボードのコントロール性などの審査基準で競うストリート種目があります。
出典:https://fukushima.keizai.biz/headline/568/
ブレイキンは1970年代に流行したストリートダンスで、日本ではブレイクダンスとも呼ばれています。体を最大限に活用したアクロバティックな動きが特徴的で、パリオリンピックではDJのトラックに合わせて男子(Bボーイ)と女子(Bガール)の各16名が1対1で対戦し、即興で技を繰り出します。
「パリオリンピック新種目」のeスポーツの種目
出典:https://olympics.com/ja/news/olympic-esports-series-2023-tim-pepito-carpentier-virtual-regatta-sailing
パリオリンピックではeスポーツは採用されていませんが、
2021年5月13日から6月23日にかけて開催されたオリンピックバーチャルシリーズ、2023年6月22日から6月25日まで開催されたオリンピックeスポーツシリーズがオリンピックの関連大会として2回開催されました。
オリンピックバーチャルシリーズでは野球、サイクリング、ボート、セーリング、モータースポーツが採用されました。
出典:https://www.wbsc.org/es/news/olympic-virtual-series-baseball-event-hits-home-run
オリンピックeスポーツシリーズではアーチェリー、サイクリング、射撃、セーリング、ダンス、チェス、テコンドー、テニス、モータースポーツ、野球が採用されました。
出典:https://olympics.com/ja/video/extended-highlights-shooting-olympic-esports-series-finals-issf-challenge-featur
野球はパワプロプロ野球、射撃はフォートナイトなど、それぞれのスポーツは各ゲームタイトルを使用します。
「パリオリンピック新種目」eスポーツの採用理由やおかしい点は?
出典:https://www.sportsdestinations.com/management/marketing-sponsorships/growing-market-esports-case-study-15723
パリオリンピックではeスポーツは採用されていません。
eスポーツが採用されない理由としてはゲームが娯楽としての要素が強いことが挙げられます。
学生であれば、ゲームのし過ぎなどで親から注意された経験があることでしょう。
ゲームのやりすぎは学業の妨げになるだけでなく、視力低下や睡眠障害など身体に直接影響を及ぼす症状が発症する可能性があるので、いくらスポーツと謳っていてもゲームである以上スポーツの祭典であるオリンピックでは採用が難しいのだと考えられます。
「パリオリンピック」なくなった競技の理由は?
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/838553
スポーツクライミング サーフィン スケートボード ブレイキンの4つの種目が追加された一方で日本人になじみ深い野球、ソフトボール、空手は追加種目から外れました。
野球やソフトボールは世界的に見ればマイナーなスポーツとされ、オリンピックに向けて野球場を建設してしまうと、オリンピック終了後に野球場が使われる見込みがなく、赤字になってしまいます。
空手はフランスでは人気とされていますが、エンターテインメント性がなく、若い観客の関心を引き付ける力がないとも判断されています。
パリオリンピックでは野球、ソフトボールは採用されませんでしたが、
2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックでは野球やソフトボールが盛んな国だからか採用されています。
また、ロサンゼルスオリンピックでは128年ぶりにクリケット、120年ぶりにラクロスが復活します。
「パリオリンピック新種目」のまとめ!
・一覧
スポーツクライミング サーフィン スケートボード ブレイキン
・eスポーツの種目
アーチェリー、サイクリング、射撃、セーリング、ダンス、チェス、テコンドー、テニス、ボート、モータースポーツ、野球
・eスポーツの採用理由やおかしい点
パリオリンピックではeスポーツは採用されていない。ゲームは娯楽としてのイメージが強く、スポーツの祭典オリンピックにはふさわしくない可能性がある。
・なくなった競技の理由
野球、ソフトボール、空手は採用されなかった。世界的な人気のなさや、エンターテインメント性のなさなどが考えられる。